目次
 ▶①目的/目標を立てる
 ▶②設計する
 ▶③構築する
 ▶④友だち追加の導線を準備する
 ▶⑤運用を始める
 ▶①これだけは絶対にやってはいけない
 ▶②運用開始がゴールではない

LINE公式アカウントを開設・リニューアルする流れは把握されていますか?
計画の作成、開設後の運用設計など全体の流れをきちんと把握しておくことがそのまま成果につながります。

本記事では、LINE公式アカウントの開設・リニューアルの流れ、メリット・デメリット、何をやらなければならないのか?どのくらいの期間がかかるのか?などを詳しくご紹介します。

1.LINE公式アカウント開設・リニューアルの流れ

全体の流れを把握しましょう。
構築する内容にもよりますが、最短1週間程度で公開可能です。

2.開設、リニューアルのメリット・デメリット

LINE公式アカウント開設・リニューアルのメリットとデメリットを見ていきましょう。
メリット
①利用率が高く偏りが無い
ㄴLINEは月間アクティブユーザが9,500万人と多く、利用者層も年齢・性別・地域に偏りがないため、他のSNSよりも企業・店舗の公式ツールに向いています。
②開封率が高い
ㄴ8割のユーザがその日のうちに開封しています。
③属性別に対応
ㄴ女性だけ、購入者だけ、高齢者だけ、というように属性別にメッセージを送ったり、リッチメニューを変えたりすることが可能です。
④アンケートや予約機能
ㄴ他のSNSにはない機能が多く存在するので上手に使いこなせば顧客満足度の向上に役立ちます。

デメリット
①運用する手間が増える
ㄴ通常業務とは別にLINE公式アカウントを運用する手間が増えます。
②構築・運用スキルを持った人材を育成する必要
ㄴLINEそのものの機能理解と解析するための基礎知識は必要となります。
③費用がかかる
ㄴ月に200通以上のメッセージを送る場合に費用が発生します。それ以外に外部委託の費用(運用やリッチコンテンツの画像作成等)

3.開設・リニューアルのためにやること

LINE公式アカウント開設・リニューアルのためにやることを順番に見ていきましょう。
①目的/目標を立てる
・どのような結果になれば理想なのか?を決める
ㄴリピーターを増やしたいのか
ㄴ予約業務を簡潔にしたいのか
ㄴ購入プロセスを把握したいのか
などですが「LINE公式アカウントを導入したから◯◯になった」の◯◯の部分を明確にすることが必要です。

・管理、運用責任者を選定する
会社や店舗全体で取り組む事が必要となるので、全体の指揮官となるような責任者が必要です。

・自社で進めるか、外部のサポートを利用するかを決める
これは「いつまでに」開設するかにも影響してきます。早く開設する場合は外部のサポートを利用する事をオススメします。
取得までの期間に余裕のある場合は自社で進めることも可能ですが、LINE公式アカウントの機能の理解などのためにかなりの労力と時間を要します。
「自社内のリソースだけで足りない」
「早く開設したい」
「手間なく開設・運用したい」
「どうせやるなら上手に運用し結果を出したい」
といった場合は外部のサポートを受けるのがオススメです。

・予算を決める
LINE公式アカウントを開設・運用するためにはLINEに支払う費用、構築をアウトソースする場合はそのコンサルティング費用がかかります。
その他にも必要となる費用を総合的に見積もって予算を決める必要があります。
⇒弊社の構築・コンサル費用はこちら

②設計する

LINE公式アカウントを適切に運用するために「設計」をします。
・リッチメニュー
ㄴ友だちになった人に何を見てほしいのか
・メッセージ
ㄴいつ、誰に、何を送りたいのか
・アンケート
ㄴ何をするために、誰から、何を教えてもらうのか
・クーポンは使うのか
ㄴクーポンやショップカードはどのタイミングで提示、取得してもらうのがベストか
・予約機能
ㄴカレンダー予約で何件予約可能とするか?キャンセルの場合のフローはどうするか、、等々です。

③構築する

いよいよ構築を始めます。
構築のポイントは、作成した設計図を見ながら実装すること。
修正箇所が発生したら必ず設計図も修正しておくことです。
はじめのうちは覚えていますが、月日が立つと忘れていきます。。
他の担当者の方に引き継ぐ際にも大切なポイントです。

友だち追加の導線を準備する
LINE公式アカウントの準備は整いました。
あとはどのようにしてお客様に認知していただくかとなります。

【店舗型の場合
お店の入り口に友だち追加のQRを掲示するだけでいいのか?各テーブルやメニューや配布物にもQRをつけなくてもいいのか?
従業員にもトークスクリプトを作成して渡したか?
※お声がけからの友だち追加は非常に有効です!

【ネット型の場合
HPやLPに友だち追加のURLを設置したか?
特にLPの場合は申込ページに遷移後も友だち追加ができるようになっているか?は重要です。
※最悪「カゴ落ち」するなら、せめてLINEで友だちになってから離脱してください、、というイメージです。

⑤運用を始める

次はいよいよ運用開始です。
このときのポイントは必ず運用担当者自身もLINE公式アカウントに登録しておくことです。
意図しない挙動に気づくこともできれば、ユーザー側の視点で触れることによって改善のヒントも思いついたりします。

4.LINE公式アカウントの運用で注意すべきこと

①これだけは絶対にやってはいけない

絶対にやってはいけないのが
・虚偽の申請
これはLINE公式アカウントを認証済のアカウントにする場合に虚偽の申請をすると未認証のアカウントとしても使用できなくなる可能性があるためです。
・職責下位を責任者にする
若いからSNSに詳しそう、という理由で責任者にしてしまうケースが以外と多いです。責任者はあくまでも会社の方向性を理解して現場に指示を出せる立場の方とする必要があります。

②運用開始がゴールではない

LINE公式アカウントの運用が始まったら一安心となりますが、これがゴールではありません。
運用開始後は、
・どの経路から友だちになってもらったのか
・曜日、時間帯で1番友だち追加が多いのはいつか
・LINE内のコンテンツは何が1番見られているのか
・お客さまのアンケート結果はどうだったのか
などのデータを数値化して、お客様にとってより利便性の高い公式LINEに改善していく必要があります。

5.まとめ

LINE公式アカウントを正しく使うと
・リピータの増加
・売上の増加
・離脱、カゴ落ちの防止
に貢献しますが、そのためには「1度作って終わり」では、なかなか成果を出すことが難しいといえます。
目的を明確にして設計し、運用開始後もPDCAを回して自社にとっての勝ちパターンを見つけることがなにより大切です。

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