目次
 ▶①募集媒体を選定する
 ▶②役割分担
 ▶③中途入社の社員からのヒアリング
 ▶④チラシ等作成
 ▶⑤運用開始
 ▶⑥アプローチ→採用
 ▶①これだけは絶対にやってはいけない
 ▶②運用開始がゴールではない

LINEで採用活動を実施する流れや注意事項は把握されていますか?
事前に決めておくことや、実施後の運用設計など全体の流れをきちんと把握しておくことがそのまま成果につながります。

今は業種業界問わず人材不足で大企業でさえも例外ではありません。
ましてや中小零細の採用は厳しく、人材が必要な時に募集を始めてもなかなか採用まで至らないのが現状です。

本記事では、LINE公式アカウントで採用活動を実施する流れ、メリット・デメリット、何をやらなければならないのか?どのくらいの期間がかかるのか?などを詳しくご紹介します。

1.採用計画の作成〜実施の流れ

全体の流れを把握しましょう。
構築する内容にもよりますが、1ヶ月程度で募集準備が可能です。
LINE採用でのポイントは定量的に募集を継続し「タレントプール」を作り続けることにありますので、そのあたりを詳しく解説していきます。

2.LINE採用のメリット・デメリット

LINE公式アカウントでアンケートを行う際のメリットとデメリットを見ていきましょう。

メリット
①応募のハードルが低い
ㄴ母数集団を形成するためには「今すぐ働らける人」以外に、今すぐでは無いが御社に興味がある、という方々にもアプローチしていく必要があります。
そのような方々に「履歴書を送って」や「まずは面接にお越しください」といってもなかなか行動を起こしてはもらえません。
「少しでも興味があればLINEにも色々情報があるので、時間のある時に確認してみてください。」と誘導すると友だち追加までは比較的すんなり進むことが分かっています。

②候補企業の中に埋まりにくい
ㄴ就活中の方は求人媒体などで複数の会社を閲覧(チェック)します。いくつか候補をピックアップした後に絞り込みに入りますが、この過程で御社が多くの候補企業の中に「埋もれてしまう」事が多いのも事実です。
埋もれてしまうのと、LINEで直接つながるのとでは雲泥の差といえます。

③属性別のアプローチが可能に
ㄴLINE公式アカウントではリッチメニューを設置する事が出来ます。
このリッチメニューを御社用にカスタマイズします。
リッチメニュー設置の利点は「誰が」「何を」見ているかが把握できる事です。

例えば「給与面」が気になっている人には、給与・賞与の情報を提供(メッセージ)してあげると応募者の不安も解消されます。応募者によって気になること(仕事内容や会社の雰囲気・教育制度等)は様々です。
福利厚生が気になっている人に「バリバリ働いてガンガン稼ごう」とメッセージを送ったら応募意欲が低くなってしまいます。。。

面接前に適切なアプローチを実施して、応募者に他社よりも興味・関心を持ってもらう事も大きな利点です。

デメリット
①構築・運用スキルを持った人材を育成する必要
LINE公式アカウントをこれから開設する方はその手間が必要となります。また、リッチメニューの設置方法やメッセージ配信等のやり方なども習得する必要があるでしょう。

②費用がかかる
ㄴLINE公式アカウントで月に200通以上のメッセージを送信する場合はLINE社に対して費用が発生します。
また、LINE公式アカウントの構築・集計を外部に委託する場合も費用が発生します。

3.LINE採用のためにやること

LINE公式アカウントを活用して採用活動を実施するためにやることを順番に見ていきましょう。

①募集媒体の選定をする
・求人媒体だけにするのか?を決める
LINEで求人活動をする場合は「通年募集」の形態をとる必要があります。
しかし求人媒体を一年中使っていては費用面に課題が残ります。
メジャーな求人媒体はピークの時期だけ活用し、それ以外の時期は
・SNS投稿
・チラシのポスティング
等の広告費用のかからない手法で募集するパターンがオススメです!

・自社だけで進めるか、外部のサポートを利用するかを決める
社内に制作可能な部署があれば理想ですが、なかなかそうもいきません。
開始までに余裕のある場合は自社で進めることも可能ですが、LINE公式アカウントの機能の理解などのためにかなりの労力と時間を要しますし、求人用のSNS投稿やチラシ制作はノウハウが必要なところです。
このような場合は外部のサポートを受けるのがオススメです。

・予算を決める
LINE公式アカウントを開設・運用する場合はLINEに支払う費用や外部に支払うコンサルティング費用がかかります。
その他にも必要となる費用を総合的に見積もって予算を決める必要があります。
弊社の構築・コンサル費用はこちら

②役割分担を決める

せっかくLINEで問い合わせが入っても、返信しない等があると機会を逃してしまいます。
LINE公式アカウントでは、応募者からのコメントを複数の社員が共有できる点がメリットですが、誰がどのように返信するのかルールを決めておかないと「えっ、返信してくれたんじゃないの?」というような事態になります。

③社員からヒアリングをする

「やる気のある方大歓迎」のようなメッセージは抽象的になりがちでミスマッチの原因にもなりかねません。
LINEで就活先の情報収集をしている人は「企業トップの熱いメッセージ」よりも「今いる社員の意見」を重要視する傾向が強いので、中途入社の方からヒアリングしたものをコンテンツとして必ずLINEに入れるようにしてください。※転職前に悩んでいたこと、入社してよかったことなど

④募集媒体の制作をする
求人媒体以外の
・SNS投稿のコンテンツ
・会社案内のチラシ・リーフレット
等の制作をします。
事業の内容などを案内する場合に「マンガ」で解説してあげるとわかりやすく、印象にも残るのでオススメです。
求人案内をマンガで作る→

⑤運用開始

応募者が友だちとして追加されます。
この時に重要なのが
・行動解析
  ㄴ応募者は何を知りたがっているか
・ステイタス管理
  ㄴ転職進捗度はどのくらいか
を必ず把握する事です。

⑥適切なアプローチ
転職志望度が低い人に猛アタックしても避けられますし、入社希望が高いのに何のアプローチをしないのも問題です。
これらを適切に行うためにも、初期のLINE公式アカウントの設計は重要となります。

4.LINE採用の実施で注意すべきこと

①これだけは絶対にやってはいけない

絶対にやってはいけないのが
・新卒と中途の採用を同じ公式LINEで運用しない
公式LINEを活用した新卒採用は効果が高いので実施するべきなのですが、社会人経験のある方と同じアプローチをしても学生にはなかなか振り向いてはもらえません。
中途採用と新卒採用の公式LINEは明確に分けて(別アカウントにして)ください。

・ブロックしない
たとえ入社に至らなかったとしてもブロックをするのは避けてください。入社のタイミングが今では無かっただけと思い常にプールしておく意識を持ちましょう。
本当に人手が必要な時に打診できる相手を抱えておくことは、とても大切です。

・コンタクトの手段を限定しない
せっかくLINEでつながったのに
・応募は電話でしてください
・まずは履歴書を郵送してください
だけにするのは良くないです。
LINEでも問い合わせを受け付けたり、面接日もカレンダーから自由に希望日を選んでもらえるように工夫しましょう。

・収集したデータの共有ができない
担当者が不在だと、問い合わせがあっても「どのような状態なのかわからない」あるいは上司が進捗を確認しようとしても「現状どうなっているかわからない」ではLINE採用にした意味も薄れてしまいます。
現状の状況はいつでも確認・共有できるようにしておきましょう!

②運用開始がゴールではない

LINEの運用が始まったら一安心となりますが、これがゴールではありません。
運用開始後は、
・採用率の高い認知経路は何だったのか?
・LINEのどのコンテンツは何が評判よかったのか?
・もっと効率的に運用するためには何が必要か?
などを継続して改善していくことがとても重要となります。

5.まとめ

人手が必要な時だけ求人媒体を使って募集をして優秀な人材を募集する、という事が難しくなってきています。また、その場合ある程度妥協をして採用した結果、後から問題が生じるケースも少なく有りません。
そのためには、常時募集の戸は開けておくことが望ましいのですが、それでは費用面でも問題があります。

LINEを活用した採用活動はそれらの問題を解消してくれる有望な手段といえます。
是非この機会にLINE公式アカウントを利用した採用活動をご検討されてはいかがでしょうか?

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千葉 建設業


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